現代っ子は体幹が弱っている!?
子供は本来、遊びを通して体幹を鍛え、カラダの使い方を覚えていくものです。
しかし、最近では公園で遊んだり木登りをしたりする子供が減り、逆に室内でゲームなどをして過ごす時間が増えてきています。
治安面から子供だけで日が暮れるまで遊ぶこともなくなり、学習塾などに通う子が増え時間面でも外で遊ぶ事がなくなっています。
体幹とは体のうち、頭と手足を除いた胴体にあたる部分のことです。
どんな競技においても体幹の強さはとても重要になってきます。
例えば、サッカーで相手からタックルを受けてよろけた際にバランスをとる動作、体操競技で平均台や空中で姿勢を保つ動作、バスケットボールで相手に抜かれそうになったときにすぐに体を反転させる動作など、全てのスポーツにおいて体幹を鍛えることでパフォーマンスを上げることができます。
また、日常生活においても勉強中にじっと座っている姿勢、転びそうになった際に頭を打たないように体をひねって上手く転ぶようにする、など体幹の強さは必ず必要なものです。
転ぶ際に、まず守るべき第一優先は頭です。これは本能で頭を守ろうとカラダを丸めようとします。体幹が強い子供はまっすぐ立つという動作で手足を使ってバランスをとることはしませんが、体幹が弱い子供は普通に立つという動作でも手足に力が入りバランスをとっています。そうすると、いざ転びそうになって手を出そうとしても手足はバランスをとる仕事をしているためすぐには動かせず、下手な転び方をして大けがをしてしまいます。
体幹を鍛えるということは、こういうケガを防ぐということにもつながっていきます。
<ジュニアアスリート応援プログラム>では、体の土台部分(体幹部分)を鍛えることで、より高いレベルで競技の技術を習得することを目指していきます。