睡眠はカラダの疲れを回復させ、心身ともにリフレッシュさせるために不可欠です。
しっかり眠ったはずなのに、朝起きたら体がダル重い、腰や肩が痛い、頭がボーっとする。など異常を感じる方も多いです。
朝は、カラダが一番回復していないといけないのになぜこんな状態になるのでしょうか？
その原因は睡眠の質にあります
睡眠の質に影響するのは・・・
①布団やまくらなどの寝具
②眠る直前の過ごし方
③日中の運動量
①布団やまくらなどの寝具
一日平均６時間眠るとすると、人生の４分の１はベッドの上にいることになります。
ということは、寝具選びはとても重要になってきます。
敷布団は固めがいいのか、柔らかめがいいのか。
まくらの高さは？材質は？
一般的に敷布団は固い方が腰などの負担は少ないといわれています。
柔らかいと体の中でも重い部分＝腰回りが沈み込んでしまうので、腰や背中が丸くなった体勢になります。
また、寝返りをしようとしても沈み込んでしまい寝返りがしにくくなります。
この寝返りがとても重要で、寝返りをすることで方固くなった筋肉や関節を伸ばしたり、血流を良くしようとします。
寝返りをしないと下の方（仰向けなら背中）に血液が溜まってしまい、疲れが取れなくなります。
敷布団は柔らかすぎず、また固すぎて骨に当たって痛くならない程度の、やや固めが理想になります。
まくらは高すぎると、下を向いたような姿勢になってしまい首や肩に大きな負担をかけてしまいます。
まくらを使って横向きに寝た際に、背骨と頭が一直線になる高さが理想です。
材質はそばがらやウレタンなど好みに合わせて問題ありませんが、あまり柔らかすぎて沈み込むものは避けた方がいいです。
②眠る直前の過ごし方
眠る前の行動というとテレビを見る、食事をする、お風呂に入るなどですね。
テレビスマホから出る光（ブルーライト）はとても強力で約２時間は網膜に焼き付いています。
この刺激が眠ろうとしても邪魔になり熟睡できなくなるのです。
ですので眠る直前までスマホを使用するのは避けた方がいいです。
食事に関しても約２時間前までには済ませたいです。
睡眠中は胃腸の動きも少なくなるので消化ができません。
眠る直前に食べてしまうと、胃の中に消化されていないものが多く残り、朝ごはんが食べられなくなります。
朝ごはんは一日の活力の元ですので、必ず摂りましょう！
最後にお風呂の入り方。
お風呂も２時間前に入るのが理想です。
ぬるめのお湯にゆっくりと使って一日の疲れをとりましょう。
４０℃前後のぬるめのお湯に３０分程度つかるとカラダの芯まで温まります。
そして１時間半～２時間かけて体温が徐々に下がっていき、カラダが眠る体勢に入ります。
体が温まった状態とは筋肉や神経が興奮しているので、眠ったとしても熟睡できません。
熟睡して睡眠の質を高めカラダの疲れをとるためにも、いろいろ気をつけましょう！
③日中の運動量については長くなるので次回お伝えします。
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